ビデオ通話で孫の成長を見せたり、アプリの写真共有を使えたり
スマホを持たせることで
高齢の親とのコミュニケーションが円滑になる一方で、
予期しなかった困りごとが発生することもあります。

私が操作できればすぐ解決するのに!!
私からすれば簡単なことでも、電化製品に慣れていない世代には
とてもハードルが高いということが親にスマホを持たせて
痛感しました。
結論、近くに住んでいない親ならば、店舗のあるキャリアにすることが一番です。
口頭や電話の操作説明では難しいことが多々ありました。
同居や近くに住んでいたしていたとしても、店舗があると聞ける安心感は
私たちこども側もありますし、親本人もあるみたいです。
ここでは、実際に高齢の親にスマホを持たせた際に直面した困りごとと、
その解決法を紹介します。
高齢の親に安くスマホを持たせたときに直面した困りごとと解決法
スマホの操作が難しくて使いこなせない
困りごと
高齢の親にとって、スマホの操作が難しく苦労することがありました。特に、画面をタッチする操作がボタンのように長押ししてしまうので違う操作になってしまうことが多々ありました。アプリの使い方が理解しづらいことがありました。
解決法
シンプルなスマホを選ぶ: 初めてのスマホは富士通の「らくらくスマートフォン」など、シンプルな操作性を持つスマホを選びました。少し慣れてからは、IPHONE SEにしました。(ホームボタンがあるのがわかりやすいようでした)
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文字を大きくアイコンを大きくする: 設定から画面上のアイコンやメニューを大きくし、必要最低限のアプリにし表示しました。
スマホ教室に参加: 地元のスマホ教室に参加し、基本操作を学んでもらいました。私たちが一度伝えただけでは覚えられないのです。(優しく教えられない・・・教えるのは第三者がいいと思います)キャリアが提供するスマホ教室にも参加することで、親の不安を解消しました。
設定やアップデートに関するトラブル
困りごと
スマホの設定変更やアップデートが必要な場合、高齢の親が自分で対処できないことがありました。特にアップデートやアプリの更新に関するトラブルが発生しました。
解決法
リモートサポート: 両親どちらかのスマホでビデオ通話をして画面を写してもらい、自分達で操作してもらいました。
定期的な確認: 定期的に親のスマホをチェックし、必要な設定変更やアップデートをしました。スマホで困っていることがないか確認をするようにしました。
サポート電話: キャリアのサポート窓口を利用し、設定やアップデートに関する問題を相談しました。キャリアのショップがあると直接サポートを受けることも効果的でした。
不正請求や詐欺のリスク
困りごと
高齢の親が不正請求やフィッシング詐欺に巻き込まれるリスクがありました。特に、迷惑メールや不審なリンクをクリックしてしまうことが心配でした。
解決法:
セキュリティ対策: セキュリティアプリをインストールし、ウイルスやフィッシング詐欺から守りました。
迷惑メールフィルターの設定: 迷惑メールフィルターを有効にし、不審なメールを受信しないように設定しました。また、不審なメールが来た場合は開かないように説明しました。
使い方の教育: 迷惑メールや詐欺の手口について親に教育し、怪しいメールやリンクには触れないように注意を促しました。身に覚えのないメールは開かないをお願いしました。
データ通信量の管理
困りごと:
高齢の親がデータ通信量を管理できず、無駄な通信費が発生することがありました。
特に、動画の視聴や外出先でのアプリのダウンロードでデータ通信量が増加し、
予想外の請求が来ることがありました。
解決法:
- データ通信量の制限: 格安SIMのプランを選ぶ際に、データ通信量を制限するプランを選びました。また、通信量を管理するアプリをインストールし、データ使用量をモニターしました。
- Wi-Fiの活用: 自宅ではWi-Fiを利用するように設定し、データ通信量を節約しました。特に、動画視聴や大容量のダウンロードはWi-Fi環境下で行うように指導しました。
- データ通信量の確認: 定期的にデータ通信量を確認し、無駄なデータ使用を防ぐために設定を調整しました。
まとめ
高齢の親に安価なスマホを持たせる際には、
操作の難しさや設定・アップデート、不正請求のリスク、
データ通信量の管理といった困りごとが発生します。
これらの問題に対処するためには、
シンプルなスマホの選定やカスタムホームアプリの利用、
リモートサポートやセキュリティ対策、データ通信量の管理などの対策が効果的です。
これらの方法を活用して、高齢の親が安心してスマホを利用できる環境を整えましょう。